GLP-1ダイエットとは?種類・メリット・デメリットを詳しく解説

ダイエット

現在私はマンジャロダイエットの最中ですが、

改めてGLP-1ダイエットとは何なのか?について詳しくご紹介したいと思います。

筆者
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それぞれの薬の効果・副作用に関してはもちろんですが、

美容外科勤務している私自身や周りのスタッフの実体験をお伝えできたらと思います。

※マンジャロはGLP-1とGIPという2つのホルモンの作用を持つので、こちらでは別物としておきます

GLP-1とは?

GLP-1とは別名「痩せホルモン」とも言われていて、人の体内に存在し腸から分泌されるホルモンのことです。

インスリンの分泌を促す働きを持ったホルモンの1つで、血糖値のコントロールと食欲を抑制する働きがあります。

GLP-1ホルモンには、胃酸分泌や腸の働きを低下させる効果もあり、食べ物の消化に時間がかかることで、お腹が満腹な状態が長く続き、食欲を低下させる効果もあります。

また、膵臓に作用して血糖値のコントロールにも効果があります。

筆者
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つまりこのGLP-1と言うホルモンの分泌量が多いと、食欲が抑えられ、脂肪が分解しやすいので太りにくく痩せやすいと言われています。

GLP-1ダイエットは、このGLP-1を内服自己注射により摂取することで、体重を落とし根本から痩せ体質を目指すことができます。

GLP-1ダイエットの具体的な効果

  • GLP-1が脳に働きかけ、食欲がゆっくりと低下する。
  • 食べ物がゆっくり消化するので、満腹感を長く感じ、自然に食事の量が減少する。
  • GLP-1の摂取により、インスリンの分泌をサポート、血糖値が下がる。

筆者
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つまり、ストレスなく食事制限ができ、減量することが可能となります。

(ダイエットは食事9割、運動1割なんて言いますよね。

もちろん健康的に綺麗に痩せるには運動は必須と考えます。

あくまで減量の話とさせてください。)

GLP-1ダイエットの種類は?

こちらでは私の使用経験のあるもののみ、ご紹介いたします。

リベルサス(錠剤)

こちらは私が現在所有しているリベルサス7mgです。

画像が粗くすみません。

リベルサスには3mg・7mg・14mgと3種類あります。

通常少ない3mgから服用を開始し、服用量を少しずつ増やしていきます。

クリニックやその方の状態により異なりますが、大体まずは4週間服用し様子を診ることが多いように思います。

服用方法

起床後、何も飲んだり食べたりしていない状態で服用します。

その後、少なくとも30分は飲食や他の薬の内服は避ける必要があります。

服用前後に胃を空っぽにしておき、胃から有効成分をしっかり吸収させ、効果を最大限発揮させることが目的です。

これがまぁ!なかなか大変でした!!

起きてすぐに薬を服用するのは良いとして、少しでも薬を最大限吸収させるために、なるべく少なめの水で飲みましょうなんて言う先生もいるんです。

寝起きに。

薬もまぁまぁ苦いんです。(個人的感想です)

薬服用後の30分、朝なのでまぁあっという間に時間は過ぎるんですが、何となく喉というか胸というか胃が?不快に感じていました。(個人的感想です)

リベルサスのメリット

朝飲むだけで食欲が抑えられるのは非常に手軽です。

後に紹介するサクセンダは自己注射なので、最初は緊張しますし抵抗感の強い方も中にはいると思います。

そんな中、毎朝とはいえ飲むだけなのはとても楽ですし、3日坊主の私も”朝起きてまず飲む”というルーティンを作り、飲み忘れることはほぼほぼなかったです。

(できれば口をゆすいだり、歯磨き後に服用するのが良いと思います。私はとにかく30分を早く過ぎ去って欲しかったので朝一番に飲んでました。)

リベルサスのデメリット

個人的デメリットは少し苦味を感じること。

また空腹状態に服用するため、その後30分飲食できないのは結構しんどかったです。

筆者
筆者

朝、お水飲みたいですよね・・。

人によっては毎朝飲むのが面倒だと感じる方もいるでしょう。

また、この後紹介するサクセンダ(自己注射)よりは効果が緩やかのように感じます。

経口タイプは消化吸収の過程で、薬の成分が100%体内に取り込まれることは難しいです。

やはり経口タイプと直接注射するものでは効果の出方が違いました。

サクセンダ(自己注射薬)

こちらは本体の写真です。

ボールペンのようにキャップを外し、針のみ毎回新しいものに交換し使用します。

1本あたり18mgとなっています。

使用方法

1日1回決まった時間に、お腹・太もも・二の腕のいずれかに自分で注射します。

朝でなければいけない、とか食後でなければいけない、というような決まりはありません。

また、注射をする場所は毎回同じではなく少しずつ変えていきます。

筆者<br>
筆者

私自身はお腹にしか打ったことがありません。

これは感覚的理由なのですが、お腹のお肉は掴みやすく打ちやすいですが、太ももや二の腕は凝り固まっているため掴みにくく、何だか恐怖感が強く私はできませんでした。

まずは一番少ない量の0.6mgから注射スタートです。

注入量に関しては主治医と相談しながらになりますが、まずは2週間〜1ヶ月は0.6mgで打っていく事が多いように感じます。

その後0.6mg単位で増量可能ですが、1日に打てる最大量は3mgとなります。

極端な話、0.6mgであれば1ヶ月持ちますが、3mgであれば6日間しか持ちません。

注射針はとても細いので基本的には痛みはありませんし、薬剤が入ってくる時の痛みも全くありません。

ですが、もちろん100%痛くないわけではありません。

たまに打ちどころが悪いとチクっと感じ、「あ・・」「痛っ・・」くらいには感じます。

我慢できない痛みではありませんが、私は毎朝結構ドキドキしました。

冷蔵庫で保管する必要があります。

サクセンダのメリット

サクセンダはリベルサスと違い注射タイプなので、血管に直接取り込むことにより100%成分が吸収されます。

なのでリベルサスよりサクセンダの方がより効果的です。

ただ、リベルサスでも効果は十分に実感できますので、あとは好みの問題かなと思います。

サクセンダのデメリット

筆者
筆者

これは間違いなく毎朝自分で

注射を打たなければいけないことでしょう!!

初めての時はやはり抵抗がありなかなか緊張します。

いくら細い針とはいえ、内出血の可能性も0ではありません。

また、私自身毎回少しずつ打つ場所を変えているのにシコりっぽくなったり

打った箇所の周りの皮膚が、グレーっぽい色味になり、一時的にザラザラし、少し固めの肌感になった事がありました。

(あまり気にしてなかったのですがしばらく続きました。確か数ヶ月単位は治ってなかったと記憶しています)

周りで使用していたスタッフの約1/4くらいは、しこっりぽさや肌のザラザラ感を感じていました。

痛みに関しては、全く感じない人と感じる人とで二分割でした。

あとは、冷蔵庫での保管が必要なため、同居している人にバレたくない場合などは都合が悪いです。

GLP-1ダイエットの副作用は?

一般的な副作用としては下記内容があります。

吐き気、胃もたれ、頭痛、めまい、便秘、下痢

あと個人的には体のだるさ、疲労感、時にやる気の減退なんかもありました。

筆者
筆者

私個人としては吐き気や胃もたれは全く感じませんでしたが、

中には少し吐いてしまうようなスタッフもいました。

副作用もかなり個人差があります。

最後に

総じて食べる量が減るため便秘にはなりやすくなりますので、便秘対策は必要になります。

また食事量が減ることにより栄養不足も考えられますので、サプリメントや少ない食事量の中何を食べるか、どのように栄養を摂るのか、というのを大切にしてほしいです。

筆者
筆者

必ず医師の診断のもと、使用してください。

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