私は現在マンジャロでのダイエット中です。
3ヶ月時点での自身の効果や副作用に関してはこちらでご紹介しています。
そもそもマンジャロとは?というご紹介をしていなかったので、
改めて実体験・自分の周りの体験を含めながらご紹介したいと思います。
マンジャロとは?
世界初のGIP/GLP-1受容体作動薬です。
以前ご紹介したGLP-1よりも強力な体重減少作用が期待できます。
2型糖尿病の治療薬として承認されており、
GIPとGLP-1はともにインクレチンと呼ばれる消化管ホルモンで、
インクレチンの主な作用は、食欲の抑制・胃の運動を抑制(満腹感の持続)があります。
マンジャロのダイエット効果
①血糖値の上昇を抑え
②食欲を抑制し
③胃の内容物の排泄を遅らせることで、満腹感を持続させ
④食事量が減少しカロリー摂取量を減らす事が可能
無理なく、ストレスなく、食事量を減らせるためダイエット効果が期待できます。
私自身も現在使用中ですが、本当にストレスなく食事量が減っているので、打った当初は感動しました。
食欲に支配されて生きていて、食べては後悔・自己嫌悪を繰り返していたので、
そのストレスから解放されたのは精神的にも非常に大きな効果です。
今の所、自分の周りで大幅な減量に成功後、リバウンドしている人はいません。
私もこのまま健康体重まで減量し、そのままキープできたらと切に願っています。
(大体平均して1〜3ヶ月の期間で7kg〜最大12kg痩せています、私はまだそこまで痩せていません・・)
マンジャロの副作用
吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛などの消化器症状がよくあげられます。
重度の胃腸障害 (胃潰瘍、炎症性腸疾患など)、膵炎や甲状腺疾患の既往、低血糖を起こす可能性が高い方、糖尿病、妊娠中または 2か月以内に妊娠を予定している方、授乳中の方は服用できません。
ここからは個人的感想と、自分の周りの人に現れた副作用ですが、吐き気を感じた人は私の体感ですが8割程度いました。
私自身に吐き気はありませんでしたが、大体の人が打ったあとは「気持ち悪い・・」と言っていることが多かったです。
他には、強い倦怠感・疲労感・やる気の減退を感じました。
中でも強い倦怠感・疲労感は周りでも訴える人が多かったです。
マンジャロの使用方法
週に1回の自己注射で、まずは一番少ない2.5mgからのスタートが一般的です。
増量に関しては必ず医師と相談の上行ってください。
- グレーのキャップを取りはずす
- 透明な底面を皮膚にあて、緑色の目印を回してロックを解除する
- 皮膚を摘み、皮膚に押し当てながら注入ボタンを押し、そのまま待つ
- 1回目のカチッという音で注射が開始し、2回目のカチッという音がしたら注射完了です。
- 保管する際は、冷蔵庫(2~8℃)で保管します。
こちらはキャンプを外さずにイメージ写真を撮ってみました。
お見苦しくて申し訳ないですが、こんな感じでお腹のお肉を摘んでマンジャロを垂直に打つと打ちやすいです。
最後に
マンジャロの何が良いって、週に1回の注射で良いことです。
サクセンダは毎朝打たなければいけないし、毎回針が新しくなるので針の処理も大変です。
(医療廃棄物になるのでその辺に捨てることはできません。これはマンジャロも同様です。)
また、打ちはじめは非常に効果を感じやすいので、1週間ではなく10日くらい空けて打ったりなんかもしていましたのでコスパも良い。
個人的主観ですが、サクセンダよりも痛みを感じることも少ないですし、サクセンダの時に起きた皮膚疾患などもできたことはありません。
そもそもマンジャロはBMIが23以上ないと処方できません。
ちなみにBMI 23の目安は、下記となります。
身長156cm:56〜57kg
身長160cm:59〜60kg
身長168cm:65kg
ダイエット専門のクリニックなどでオンライン処方をしているところもあるようですが、私自身は利用した事がありません。
一時期ニュースなどでも取り扱っていましたが、太っていないのに美容目的で使用する方が多くなってしまい、本来必要とされる糖尿病の患者様への流通が間に合わなくなってしまったという事がありました。
私が勤めているクリニックでは、必ずBMIの計算をしてから対象の方のみに処方しておりますが、やはり一時期は流通が追いつかなくしばらく処方ができませんでした。
また使用したマンジャロは医療廃棄物となるので、一般の家庭ごみで捨てることはできません。
必ず購入したクリニックに廃棄方法を確認の上、処理するようにしてください。